ひかる眼科の診療案内

院長の「やさしい」目の病気解説

涙目(流涙症)

症状

「涙目(流涙症)」とは、目が過剰な涙で常に潤んでいたり、涙が流れ出て止まらないような状態をいいます。

原因

涙目の原因は、2種類あります。

1つは、逆さまつげやゴミなどによる刺激です。

もう1つは、涙道障害によって涙が正常に排出されないものです。涙道とは、目頭の上下にある涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管までをいいます。ここは文字通り涙の通り道で、この涙道のどこかが詰まった状態が涙道障害です。

治療

逆さまつげ等による刺激が原因の場合は、原因となっている逆さまつげ等を除くことで治療します。

涙道障害が原因の場合は、「NST(ヌンチャク型シリコンチューブ)」で涙道障害を改善することで治療します。NSTは、その名のとおり、ヌンチャクのような形をしたシリコンチューブです。このチューブ内に専用のブジー(狭くなった部分を拡げる為の針金状の器具)が入っていて、鼻涙管に簡単に入れられるように出来ています。麻酔をかけたあと、涙道を拡張して、このNSTを入れます。NSTを2か月から3か月留置することによって、鼻涙管が進展、拡張し、涙の通りが良くなります。留置している間は、「涙洗」といって、その部分が詰まらないように流してきれいにしておきます。

しかし、閉塞が強く、もともとの涙道が使えない場合には涙嚢鼻腔吻合術(DCR)という手術が必要となる時もあります。これは骨を削って涙が鼻腔内へ流れる道を作る手術です。
当院ではNSTは随時行っております。手術時間は15〜20分で、費用は3割負担の方で15,000円程度です。


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